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関 泰; 飯田 浩正; 川崎 弘光*
Journal of Nuclear Science and Technology, 19(1), p.11 - 19, 1982/00
被引用回数:1 パーセンタイル:21.73(Nuclear Science & Technology)炉停止後のしゃへいの外側における線量率を最小にするという観点からD-T燃焼の核融合炉のしゃへい組成の最適化を行なった。ステンレス鋼構造材からの炉停止時線量を最小にする方法を考案した。まず第1に(n,p)反応性生物であるCoとMnの生成を抑えるために14MeV中性子束を減少させる。次に低エネルギーの中性子束を減少させて(n,)反応生成物であるFeやCrを少なくする必要がある。炉停止一日後にしゃへいの外側における線量率を2.5mrem/hr以下にするためには、非増殖ブランケットを用いる場合にはブランケットとしゃへいの厚さは1.3m以上必要であり、トリチウム増殖ブランケットを用いる場合には1.5m以上必要であることを示した。
海老原 寛; 上沖 寛
分析化学, 24(1), p.56 - 60, 1975/01
市販の放射性クロム酸ナトリウム水溶液製品の放射科学的純度試験法の一つとして、放射性クロム酸塩溶液中に存在する非クロム酸形のCrの定量を行なうために、薄層クロマトグラフ法による迅速で正確な方法を開発した。製品中に含まれる放射化学的不純物の代表的なものは還元形のクロムであるので、これとクロム酸イオンとを分離するための最適条件を求めるために、いろいろな展開溶媒と薄層板との組合せを、日本薬局方によるペーパークロマトグラフ法と比較しながら検討した。クロム(VI)とクロム(III)はシリカゲル薄層と10%炭酸ナトリウム-10%モリブデン酸ナンモニウムのに1混合水溶液を用いることによって、うまく分離できた。この分析法によるCr(VI)のCr(III)の検出限界は0.05%程度であり、標準偏差はCr(III)の存在量が0.5%のレベルで0.5%以下である。